生活に欠かせないスマートフォンの電磁波対策の基礎

モバイル端末の普及率は5年で急増し、70代でも所有率約80％以上、そのうち半数がスマートフォンというデータもあります。
それより若い世代の普及率はそれ以上ですので、ほとんどの人の生活に欠かせない存在と言えるでしょう。
また、小学生のスマホ普及率も年々増加傾向にあり、約半数の小学生がスマホを持っています。 子供への電磁波の影響は大人とは比べ物になりませんから、最小限の使用に留めていただくのはもちろんですが、電磁波対策の知識を持って使用することが大切です。

使用時間・体への接触をできるだけ避けること

◆ 頭に出来るだけ近づけない

脳は電磁波の吸収率も高い上に、電磁波の影響を受けやすいと言われる「松果体」という部分が存在します。
「松果体」は睡眠ホルモンともいわれる体内時計とも言う概日リズムを調節するホルモンを分泌している、生物にとってとても重要な部分です。

・耳から少し携帯を話して通話する
・同じ側に当て続けず、左右を交代する
・睡眠時は頭の近くに置かず、電源を切るか、機内モードにしておく

◆ ポケットにいれない、お腹の近くに近づけない

携帯電話やスマートフォンは日々電磁波を放射し、基地局と通信しています。
ですので、日常的に首からぶら下げたり、胸ポケットやズボンのポケットにいれて体に密着させて持ち歩くことは健康を害することにつながります。

携帯電話の普及に伴って1990年頃から「精子や精巣」に関する論文が急増しました。 精子の数の減少や、不活性などが報告されています（例：アガーワル報告2006）。
また卵子、受精卵、お腹で育っている胎児への影響もあります。 生殖器に近いポケットに入れっぱなしにしたり、お腹にくっつけて使用するのはやめましょう。

このようにスマートフォンに限らず、電磁波対策は、使用時間を短く・できるだけ距離を離すことが基本です。
また、電磁波対策グッズを試してみるのもひとつでしょう。 スマートフォンはとても便利ですが、一番身近な存在のため、電磁波の影響を最も受けてしまうものの一つといえます。出来る範囲で対策していきましょう。